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2022/07/02

八重桜カンザンの花蜜を吸うクロマルハナバチ創設女王

 

2022年4月下旬・午後14:50頃・晴れ 

公園に植樹された八重桜にピンクの花が満開に咲いています。 
ソメイヨシノとは違って、開花と同時に茶色っぽい若葉も開いています。 
そこにクロマルハナバチ♀(Bombus ignitus)が訪花していました。 
大型の個体ですし、時期的に未だワーカー♀ではなく、創設女王のようです。 
八重咲きの花には雄しべがないので、集粉できません。 
(よく見ると、雌しべもありませんね。) 
したがって、後脚の花粉籠が空荷なのも当然です。 
残念ながら蜂はすぐに飛び去り、見失ってしまいました。 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

帰宅してから『サクラハンドブック』で調べると、どうやらカンザンと呼ばれる品種のようです。
現在では八重咲きのサクラといえばこの品種 色の濃い花と若葉が同時に咲く。かつては身近にある花や葉に赤みが強い八重咲きで遅咲きのものなら本品種である可能性が非常に高かった(p66より引用)

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