2022年2月上旬・午後22:00頃・雪
郊外の住宅地で雪面にときどき残る動物の足跡の正体が知りたくて、トレイルカメラ(無人センサーカメラ)を仕込んでみました。
設置場所やアングルを何日も試行錯誤した末にようやく撮れたのはイエネコ(Felis silvestris catus)でした。
雪がしんしんと降りしきる晩にキジトラの去勢♂がカメラの前で横向きに佇んでいました。
トレイルカメラのかすかな起動音に気づいたのかもしれません。
赤外線の暗視カメラでは、猫の目が爛々と白く光って見えます。
やがて深い新雪を掻き分けながら(ラッセル)、奥に向かってノシノシと歩き出しました。
「雪やこんこん♪…猫はコタツで丸くなる♪」と童謡では歌われていますけど、雪国のネコは逞しいですね。
厳冬期に飼い猫が暖かい室内から自発的にわざわざ寒い屋外に出て来ています。
映像では冷たい雪や寒さをそれほど苦にしている素振りはありませんでした。
これで私のイエネコに対する印象(先入観)がガラッと変わりました。
個体差が大きいのでしょうけど。
※ 猫が遠ざかる後半のみ動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。
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