2021年10月下旬・午前11:26〜午後16:30
里山の水場を監視している無人センサーカメラ(トレイルカメラ)で見慣れない野鳥が撮れていました。
同じ日に繰り返し何度も登場しました。
おそらく冬鳥のシロハラ(Turdus pallidus)ではないか?と思うのですが、どうでしょうか。
間違っていたら(別種の鳥の映像が混じっていたら)ご指摘願います。
『やまがた野鳥図鑑』p160によると、県内でシロハラは10月中旬から見られるそうです。
ほとんど白黒の映像なので、鳥の色が分からず同定の難易度が上がってしまっています。 (私の設定ミス? トレイルカメラの制御ブログラムのバグ?)
シーン1:午前11:26
カメラのレンズに水滴が付着したのか、肝心の画面の中央部がぼやけています。
冒頭から鳥が至近距離のカメラ目線で登場しました。
此岸の崖を降りて水際まで降りると、池の中に入りました。
水深が浅いので小鳥でも立てます。
少し水を飲んだようです。(目の前の虫を啄んだ?)
すぐに飛び去ってしまいました。
シーン2:午前11:31
左岸近くの浅瀬で水浴しています。
別個体が飛来し右奥の林道に着陸しました。
小雨がポツポツ降っていて、水面に波紋が広がります。
右から別個体が飛来し、池の落枝に着陸しました。
ところが水浴せずに辺りをキョロキョロ見回しています。
左岸で水浴していた個体は入れ替わるように飛び去りました。
シーン3:午後14:15
レンズに付着していた水滴が乾いたようで、視界が晴れました。
画面の右下隅で水浴を開始。
少なくとも2羽が水場を訪れています。
右岸でシロハラ?が嘴で払い除けた落ち葉が池に落ちました。
落ち葉をめくって下に隠れた虫を探しているのでしょう。(探餌行動)
飛んで右岸から左岸に移動すると入水し、水際をつついて歩きます。
シーン4:午後14:17
つづき
左岸の水際で採食活動を続けています。
嘴で落ち葉をめくって虫探し。
シーン5:午後14:32
画面の左下隅に登場したものの、左上に飛び上がって消えました。
シーン6:午後15:46
手前の水面の落枝を慎重に伝い歩いて右へいどうすると、ようやく入水。
浅い所で軽く水浴・飲水。
ようやく警戒を解いて本格的に水を浴び始めたのに録画終了(尻切れトンボ)。
シーン7:午後16:27
左岸の浅瀬で行水していました。
水浴を繰り返しながら少しずつ深いところへ進みました。
水浴後は左岸から池の上に張り出したミズナラの横枝に止まり、羽繕いしてるようです。(画角のギリギリ外)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
明るい昼間に撮れた動画なのに、なぜか赤外線の暗視モードになっています。
画面全体がピンク色に点滅する目障りな症状が出るので、自動色調補正しました。
画面奥の森の緑色だけが薄っすらと復活しています。
実はもう1台の別なトレイルカメラを設置し、逆のアングルから池畔を狙いました。
以下の写真はその別カメラで同じ日に撮れたシロハラ?の静止画です。
動画を撮ったメインカメラが発する赤外線に反応して、最後の写真は白飛びしてしまっています。
シロハラ?は池畔の崖で周囲の安全を確認してから水場に降り立つようです。
写真+動画モードで記録すると、肝心の動画撮影を始めるまで遅延が生じてしまうのですけど、写真に気温と月齢が記録されるメリットがあります。
(動画モードにすると気温と月齢が記録されない原因が分からず、困っています。)
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