2021年7月上旬・午後16:00頃・くもり
街なかの駐輪場の小屋の軒下にセグロアシナガバチ(Polistes jokahamae)のワーカー♀が止まっていました。
前伸腹節に黄色紋が無いので、キアシナガバチではなくてセグロアシナガバチです。
てっきり野ざらしの材木の表面をかじって巣材集めに来たのかと思ったのですが、ただ身繕いしたりウロウロと歩き回ったりするばかりです。
セグロアシナガバチ♀が庇の角を曲がった際に横向きになり、緑色の肉団子を咥えていたことに気付きました。
つまり、蜂は獲物のイモムシを狩った直後で、肉団子を巣に運ぶ途中だと分かりました。
蜂はそのまま軒を伝い歩いて死角に消えました。
駐輪小屋の天井隅辺りに巣があるのかもしれません。
ところが同一個体のセグロアシナガバチ♀がすぐにまた軒先を飛び回り、クモの円網に危うく引っかかりそうになりました。
蜂はクモの網をなんとか振り切って軒先に再び着陸すると、身繕いして体に付着したクモの糸を取り除いています。
駐輪所の軒下に網を張った主(例えばオニグモ?)は見当たりませんでした。
撮影後に駐輪小屋を現場検証してアシナガバチの巣の有無を調べたかったのですが、部外者が勝手に敷地内に入って駐輪所を物色したりすると、不審者や自転車泥棒かと怪しまれてしまいます。
横の公道から通りすがりに望遠で撮影するだけに留めました。
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