前回の記事:▶ ハシボソガラス♀♂抱卵期の朝の行動(野鳥)給餌・対他羽繕いなど2021年6月上旬・午後17:15頃・晴れ
13日ぶりの定点観察に来てみると、ちょうど1羽の親鳥ハシボソガラス(Corvus corone)が採餌を終えて送電塔#21に帰ってきたところでした。
鉄塔の中段の腕金に止まっているカラスの喉袋が膨らんでいることにご注目。
周囲の安全を確認したハシボソガラスは鉄骨をトコトコ歩いて塔体に近づくと、飛び上がって巣がある上段の腕金に着地しました。
ようやく巣に飛び乗ると、口移しで雛に給餌したようです。
雛は未だ孵化して間も無いようで小さく、餌乞いで背伸びしても巣材で隠れてよく見えません。
(やがて雛が成長すると巣の高さよりも大きくなり、このアングルからでも姿が見えるようになります。)
未だ黒い羽毛が生え揃わずに赤い雛のようです。
親鳥に餌乞いする鳴き声も聞き取れませんでした。
実は撮影中は巣が空っぽに見えて、早くも雛が巣立った後なのかと勘違いしてしまいました。
映像を見直すと、小さな雛に給餌していたことが分かったのです。
給餌を済ませた親鳥はしばらく巣の近くに留まり、食後の雛が排便するのを待っているようです。
このとき親鳥の喉袋がもう膨らんでいないことにご注目。
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