2021年6月中旬・午後16:00頃・くもり
田園地帯の電線に止まったノスリ(Buteo japonicus)が甲高い声で鳴いていました。
風切り音でかき消されていますが、かすかにピーエ♪と甲高い声で鳴いています。(@0:05)
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
そこへ突然、別の鳥が飛来してノスリaに襲いかかりました。
攻撃?シーンをまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
直後に等倍速でリプレイ。
カラスがノスリに嫌がらせ(モビング)しに来たのなら珍しくありませんが、攻撃者bはなんと同種の猛禽でした!
電線に止まっていて不意をつかれた個体aは振り返って翼を広げ、相手bに威嚇しました。
翼下面の斑紋からノスリaと判明。
ノスリaは奇襲を受けても電線に踏みとどまり、飛んで逃げることはありませんでした。
すぐに落ち着きを取り戻すと、周囲をキョロキョロ見渡しています。
不意打ちのような攻撃は一度切りで、攻撃者bはそのまま山の方へ飛び去りました。
したがって、同種間の縄張り争いとは考えにくいです。
巣立った幼鳥が飛ぶには未だ時期が早い気がします。
ノスリ♀♂番 のパートナーが荒っぽく挨拶に来たのかな?と私は想像しました。
しばらくすると、ノスリaも電線から飛び去りました。
飛び立ちシーンをまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。
羽ばたきと滑空を交互に繰り返し、高速で飛び去ります。
流し撮り中にノスリaを見失ってしまったのですけど、山麓の電柱に止まり直していました。
その後、飛び去ったノスリaと入れ替わるようにノスリbが戻ってきて、私の真上を偵察するようにぐるぐると飛び回りました。
田園地帯の上昇気流に乗って曇り空を背景に帆翔しています。
この間、鳴き声は発しませんでした。
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