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2021/08/26

電線に止まったノスリを攻撃するノスリの謎(野鳥)

 

2021年6月中旬・午後16:00頃・くもり 

田園地帯の電線に止まったノスリButeo japonicus)が甲高い声で鳴いていました。 
風切り音でかき消されていますが、かすかにピーエ♪と甲高い声で鳴いています。(@0:05) 
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

そこへ突然、別の鳥が飛来してノスリaに襲いかかりました。 
攻撃?シーンをまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
直後に等倍速でリプレイ。 
カラスがノスリに嫌がらせ(モビング)しに来たのなら珍しくありませんが、攻撃者bはなんと同種の猛禽でした! 
電線に止まっていて不意をつかれた個体aは振り返って翼を広げ、相手bに威嚇しました。 
翼下面の斑紋からノスリaと判明。 
ノスリaは奇襲を受けても電線に踏みとどまり、飛んで逃げることはありませんでした。 
すぐに落ち着きを取り戻すと、周囲をキョロキョロ見渡しています。 

不意打ちのような攻撃は一度切りで、攻撃者bはそのまま山の方へ飛び去りました。 
したがって、同種間の縄張り争いとは考えにくいです。 
巣立った幼鳥が飛ぶには未だ時期が早い気がします。 
ノスリ♀♂つがいのパートナーが荒っぽく挨拶に来たのかな?と私は想像しました。 

しばらくすると、ノスリaも電線から飛び去りました。 
飛び立ちシーンをまずは1/5倍速のスローモーションでご覧ください。 
羽ばたきと滑空を交互に繰り返し、高速で飛び去ります。 
流し撮り中にノスリaを見失ってしまったのですけど、山麓の電柱に止まり直していました。 

その後、飛び去ったノスリaと入れ替わるようにノスリbが戻ってきて、私の真上を偵察するようにぐるぐると飛び回りました。 
田園地帯の上昇気流に乗って曇り空を背景に帆翔しています。 
この間、鳴き声は発しませんでした。 

※ 最後の帆翔シーンだけ動画編集時に逆光補正を施しています。

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