2021年6月上旬・午後18:15頃・くもり
夕方の里山で雑木林の方からキョロロー♪という特徴的な下降音階がかすかに聞こえました。
これはアカショウビン♂(Halcyon coromanda major)の囀り です。
この山林に憧れのアカショウビンが生息しているとは知りませんでした。
山中の沢や池でオタマジャクシなどの小動物を捕食するのかな?
いつかその姿を動画に撮ってみたいものです。
『日本の野鳥さえずり・地鳴き図鑑』でアカショウビンの鳴き方を調べると、
朝夕や曇の日に「キョロロロロー」と尻下がりの声でさえずる。(p105より引用)
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
他にもシュレーゲルアオガエル♂、ウグイス♪、ニホンアマガエル、ヒヨドリ♪などの鳴き声が録音されています。
【追記】
藤井幹『野鳥観察を楽しむフィールドワーク:鳥はどこにいる!? 地図・植生・フィールドサインから探る』というバードウォッチングの指南書を読んでいたら、面白いことが書いてありました。
鳥によっては雨が好きな鳥もいます。例えばアカショウビンは「雨降り鳥」や「雨乞い鳥」と呼ばれるぐらいで、今にも降り出しそうな空模様のときや、雨が降り始めるとよくさえずります。
今回の動画を撮ったときはくもり空だったのですが、 下り坂の天気だったかどうか、覚えていません。
これまで気にしてなかったのですけど、今後は天気も意識してアカショウビンの囀りを聞いてみることにします。
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