ページ

2021/04/22

池で求愛誇示するカルガモ♀♂の群れ(冬の野鳥)

 

2020年11月中旬・午後16:25頃・くもり 

夕方の池でカルガモAnas zonorhyncha)の群れが求愛ディスプレーをしていました。 
本種は外見で雌雄を見分けられないため、配偶行動の解釈が難しいです。 
首を前方に伸ばした姿勢で水面を突進する「nod-swimming」をしている個体がいました。 
しかし特定の♀個体を目掛けて突進している訳ではなく、2羽が互いに別方向へ突進して行きました。 
また、近くに居た2羽が連続して「そり縮み」を披露しました。 
私には性別が見分けられないので、♂が狙っている目当ての♀個体(求愛対象)が不明です。 
求愛誇示行動を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

おそらく♂と思われる個体が♀の周囲を遊泳しながら首を上下に繰り返し伸縮させていました。 
水面に夕日が映ってフォトジェニック(ロマンチック?)ですね。 
岸からカメラで撮っている私を警戒した♀♂ペアは、どんどん遠くへ泳ぎ去ってしまいました。 (配偶者ガード?)
♂が先導し、♀が従順について行ってるようです。 
私から充分に距離が離れると、先導する♂が首の上下運動を再開しました。 

しばらく見ていても、交尾に至るペアが無くて残念でした。
(交尾するまで性別が確定しないのです。) 
繁殖期が始まったばかりなのか、あるいは観察した時刻が少し遅かったのでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿