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2021/03/10

ベニバナボロギクの茎を登り移動するナシケンモン(蛾)幼虫b

 

 ナシケンモン(蛾)の飼育#2

▼前回の記事 
ベニバナボロギクの葉を食べるナシケンモン(蛾)終齢幼虫b
2020年10月下旬・午後14:50頃・くもり 

食べかけた葉を完食する前にナシケンモンViminia rumicis)の終齢幼虫bは茎(花柄)を上に登り始めました。 
気温が低い訳ではないのに、なぜか動きが緩慢でぎこちない気がします。 
後に判明したのですが、この個体は体内寄生されていました。 
体内を少しずつ食い荒らされた影響で、運動機能(筋肉組織または運動神経系)が侵されていたのではないかと想像しました。
ただし、寄生されていない正常個体の動きと比べてみないことには、「寄生のせいで動きが異常」とは言い切れません。

その後もしばらく観察を続けたのですが、ベニバナボロギクの花には口を付けませんでした。 
撮影後に食草と一緒に幼虫を採集して持ち帰り、飼育を始めました。 

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