2020年8月下旬・午前5:55頃・くもり
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朝一番に川の倒木に来たカワセミ♂(野鳥)しばらくすると、河原の対岸で水際の石の上にカワセミ♂(Alcedo atthis bengalensis)が乗っていました。
翡翠色の羽根で有名なカワセミですが、腹面は茶色なので、こちらに正面を向けると河原では周囲の石に紛れて見事な保護色になっています。
嶋田忠『カワセミ―青い鳥見つけた (日本の野鳥)』に書いてあったことを私も実感しました。
あんなにあざやかなカワセミも正面を向いたままでうごかないと、まわりの色にまぎれてめだたないんです。 (p8より引用)
撮影中はカメラのファインダーでカワセミの居場所がなかなか見つけられず、もたついてしまいました。
ようやく私がカワセミ♂をカメラの画角に収めたときには、少し横の別の岩に移動していました。
やや大き目の茶色くて丸い岩の上に乗って川面を見つめています。
ときどき空を見上げているのは、飛来する別の鳥を見ているのでしょう。
カワセミはもう少し高い止まり木から水中の魚を狙うのが普通なので、水辺でもこんなに低い岩に止まるのは珍しく思いました。
今にも岩から川に飛び込んで魚を捕るのでは?…と期待していたら、なんと急に左へ飛び去ったカワセミ♂が川を渡って此岸の至近距離に止まってくれました。
私が撮影用に張っていた迷彩ブラインドを怪しんで偵察に来たのかもしれません。
すぐに右へ飛び去りました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
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