ページ

2020/10/15

ベニバナインゲンの花で採餌するトラマルハナバチ♀

 

2020年7月下旬・午前11:00頃・晴れ 

民家の家庭菜園で育ったベニバナインゲン(別名:花豆、紫花豆)クロマルハナバチBombus ignitus)のワーカー♀が訪花していました。 
調べてみると、マルハナバチ類の中にはベニバナインゲンの花から盗蜜する種がいるそうです。
松村千鶴; 鷲谷いづみ. セイヨウオオマルハナバチによる盗蜜が作物ベニバナインゲン (ハナマメ) の結実に与える影響. In: 日本生態学会大会講演要旨集 第 52 回日本生態学会大会 大阪大会. 日本生態学会, 2005. p. 799-799.
しかしトラマルハナバチは長舌種なので盗蜜する必要がなく、正当訪花で吸蜜しています。 
集粉している証拠に、後脚の花粉籠に薄い橙色の花粉団子を満載していました。 
ベニバナインゲンの蝶形花の中央部にはひときわ赤い蜜標があるようで、ハナバチはそれを目印に吸蜜しているのでしょう。  

短い出会いを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
隣接する花には飛ばずに歩いて移動しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿