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2020/09/19

川岸でリンゴを食べるハシボソガラス(野鳥)



2020年3月中旬・午後13:10頃・晴れ

街中を流れる川で橋の方から飛来したハシボソガラスCorvus corone)が川岸で採食を始めました。
何か赤い物を啄んでいたので、小動物の血まみれの死体かと初めは思いました。
しかし、よく見ると食べていたのはリンゴの熟した実で、おそらく落果が川にドンブラコと流され、川岸に漂着したのでしょう。
少し酸味のあるリンゴの実をカラスが食べるとは知りませんでした。
私は果樹園でリンゴの樹上で果実を直接食害するカラスを未だ見たことがありません。

冬に庭のカキノキで甘い熟柿を食べるカラスはよく見かけます。
▼関連記事(7年前の撮影)
川で冷やしたメロンを食すハシボソガラス【野鳥】

対岸から私に見られているのを嫌がったのか、カラスはすぐに食事を止めてしまいました。
川の水を飲んだような気もしますが、溝の死角でよく見えませんでした。
食後の嘴を地面で拭ったのかもしれません。
雑草の生えた川岸を徘徊し始めました。
川に入ってぬかるみを歩き回るものの、胴体の羽根が水に濡れるほど深い所には入らず、岸に引き返しました。
やがて川から飛び立つと、真上のコンクリートブロック護岸に止まりました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、濡れた脚から水が滴り落ちています。


リンゴ落果の食痕を確認

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