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河原の砂地から飛び立つ春のジガバチ♂
2020年5月中旬・午後14:45
川岸のサラサラした細かい砂が堆積した場所にジガバチの一種♂を見つけました。
触角で地面を探りながらその場で方向転換すると、顔色が白い雄蜂♂でした。
砂地に巣穴を掘るのかな?と期待して撮り始めたのですけど、♂は造巣しません。
もしかすると湿った砂を舐めて水分補給(ミネラル摂取)をしたのかと思いましたが、肝心の口元がよく見えません。
蜂は優性先熟(成虫♀よりも♂が早く羽化する)が多いとは言え、5月にジガバチの成虫を見かけたのは初めてかも知れません。
暖冬だった今年はよほど季節の進行が早いのでしょうか?
最後に飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
現場は平地を流れる川ですが、サトジガバチ♂(Ammophila sabulosa nipponica)とは限らず、ヤマジガバチ♂(Ammophila infesta)かもしれません。
採集して標本を精査しないと見分けられません。
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