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タヌキの溜め糞を舐めるベッコウバエ♂
2019年11月上旬・午後12:30頃・晴れ
里山のスギ(杉)林の斜面にホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が共同トイレとして長年使っている溜め糞があります。
薄暗いスギ林床に残されたタヌキの溜め糞に1匹のベッコウバエ♂(Dryomyza formosa)が居座っていました。
側面から見た時に腹部が赤褐色で黄色い長毛が生えているので♂と判明。
やがて黄色い口吻を伸ばすと、獣糞の表面を舐め始めました。
隣の落ち葉に移動して休むこともありますが、すぐに溜め糞に戻りました。
おそらく交尾相手の♀が糞塊の匂いに誘引されて飛来するのを待ち伏せしているのでしょう。
他には小型のアリや別種のハエも溜め糞に集まって来ていたのですが、私には名前が分からないのでスルー。
(もし映像から見分けられる方がいれば教えてください。)
いつかタヌキの溜め糞の傍らにトラップカメラ(無人カメラ)を仕掛けてみたいものです。
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