2019年9月中旬
トビイロスズメ(蛾)幼虫の飼育記録#1
堤防の道端に自生するニセアカシア(別名ハリエンジュ)灌木の葉裏に緑色の丸々と太った芋虫を見つけました。
トビイロスズメ(Clanis bilineata tsingtauica)の幼虫です。
体長を採寸すると約45mm。
腹端に尻尾のような曲がった尾角があります。
本種の食草はマメ科植物で、ニセアカシアも含まれていますが、この個体が休んでいたニセアカシアの葉に食痕は見当たりませんでした。
ニセアカシアの枝には寄生植物のアメリカネナシカズラの蔓が絡みつき、白い花が咲いていました。
下を向いてじっとしているので、脱皮前の眠状態なのかな?
枝ごと採集して持ち帰り、飼育してみることにしました。
剪定バサミを持参し忘れたので、枝の棘が手に刺さらないように注意しながら小型ナイフで鉛筆削りの要領で、葉の付いた枝をそっと切り落としました。
つづく→ニセアカシアの葉を蚕食するトビイロスズメ(蛾)幼虫【30倍速映像】
トビイロスズメ(蛾)幼虫:側面@ニセアカシア葉裏 |
トビイロスズメ(蛾)幼虫:背面@ニセアカシア葉裏 |
トビイロスズメ(蛾)幼虫@ニセアカシア葉裏・全景 |
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