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2019/10/13

山麓の樹上から鳴いて警戒するノスリ(野鳥)



2019年7月上旬・午前6:14〜6:24

早朝の山麓を歩いていたら、水路沿いのアカマツ並木の低い位置(地上?)に居た猛禽類が私に気づき、驚いて飛んで逃げ出しました。
飛びながらピーェ、ピーェ♪と甲高い声で鳴いています。
飛翔シーンを1/5倍速のスローモーションで見直すと、翼の下面の斑紋からノスリButeo japonicus)と判明。

飛び去ったと思いきや意外にもアカマツの枝に戻って来てくれました。
ピーェ、ピーェ♪と甲高い声で繰り返し鳴きながらアカマツの手前の枝へ飛び移り、眼光鋭く私の様子を窺っています。
全身像がほぼ見えるようになりましたが、経験の浅い私には性別判定ができません。
真木広造『ワシ・タカ・ハヤブサ識別図鑑』でノスリについて調べると、

♀の脛毛には斑がなく、♂よりも体下面が淡色傾向にある。胸の部分は♂よりも白っぽい。(p98-103より引用)

今季は別の場所(平地の河畔林)でノスリの定点観察をしているおかげで、こうした警戒した振る舞いを見ると、なんとなく近くに巣がありそうな気がします。
そうとは知らずに私がノスリの営巣地の近くに踏み込んでしまったのでしょうか?
私に早く立ち去って欲しくて警告していることは間違いありません。

私としてはこの道を通り抜けないといけないので、動画を撮りながら少し近づいたら、ノスリは飛んで逃げました。
ヒュンヒュン♪という甲高い音は、羽根の風切り音ですかね?
飛びながらもピーェ、ピーェ♪と甲高い声で鳴いています。
遠くへ逃げずにこの辺りで留まっているということは、縄張り(巣)を守っているのでしょう。

スギ(杉)の高木の天辺に止まり、見晴らしの良い場所から私を監視するようになりました。
実はこの杉はノスリなどの猛禽類がよく休んでいるお気に入りの止まり木で、私も数年前からずっと気になっていました。
最後はこの杉の木からも飛び立ちました。

次は山林でノスリの巣を見つけたいものです。


ノスリ(野鳥)@スギ樹上♪
ノスリ(野鳥)@アカマツ樹上

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