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2019/10/09

ヒメジョオンの花蜜を吸うヒロオビトンボエダシャク♂(蛾)



2019年6月下旬

小雨がぱらつく中、川沿いの原っぱに咲いたヒメジョオンの群落でヒロオビトンボエダシャク♂(Cystidia truncangulata)が訪花していました。
腹部が細長くて腹端に毛束(ヘアペンシル)があるのは♂の特徴です。
開いた翅を軽く開閉しながら吸蜜しています。

残念ながらすぐに飛び去ってしまったので、1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

同属近縁種にトンボエダシャクがいます。
この日はあちこちのフィールドで2種の成虫を散々見かけました。
トンボエダシャクとヒロオビトンボエダシャクは幼虫の食樹(ニシキギ科ツルウメモドキなど)も共通ですし、成虫が活動する時期も重なります。

一素人の予想では、雑種が生まれていても不思議ではありません。
現在は交尾器の形状が異なって生殖隔離されているのでしょうが、そこに至るまでに一体どうやって種分化したのか、興味があります。



ヒロオビトンボエダシャク♂(蛾)@ヒメジョオン訪花吸蜜

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