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2019/08/24

天高くさえずるヒバリ♂が河川敷に離着陸(野鳥)



2019年6月上旬

河原の上空を飛びながらヒバリ♂(雲雀;Alauda arvensis japonica)が朗らかに歌い上げています。
青い空、白い雲を背景に、美声で囀りさえずりながら天高く飛ぶ姿はまさに「美空ひばり」。

鳴いて縄張り宣言しながら青空を旋回していたヒバリ♂が急に羽ばたきを止めて滑翔開始。(@1:40)
急降下して河川敷の芝生に着陸しました。

草地で入巣するかと思いきや、私を警戒しているのでしょうか?
巣の位置は突き止められませんでした。
河川敷が小奇麗に短く草刈り(芝刈り)されているのは、ヒバリの営巣にとって悪影響じゃないかと思うのですけど…。(§追記参照)
(この点は未だ私の勉強不足で、はっきりしたことが言えません。ヒバリは意外と気にしない?)
だとすれば、営巣期の間だけでも草刈りを控えてもらいたいものです。
ヒバリ♂はまたすぐに飛び立つと(@2:46)、上昇しながら上流方向へ飛び去りました。

※ 肝心のヒバリの鳴き声が聞き取りにくかったので、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
風切り音などのノイズもうるさくなるのは仕方がありません。
周囲ではオオヨシキリやカラスも鳴いています♪


§【追記】
大田眞也『田んぼは野鳥の楽園だ』という本によると、

草丈が低い草地ではヒバリが、草丈が高いススキの原ではセッカや籠脱けしたベニスズメなども営巣している(p237より引用)
これが本当なら、ヒバリはむしろ草丈が低い方が好みのようです。
それでも、短く刈り込みすぎた草地ではヒバリは営巣できない気がします。




ヒバリ♂(野鳥)@河川敷

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