2019年4月下旬
ソメイヨシノの桜並木のあちこちで、キムネクマバチ♂(Xylocopa appendiculata circumvolans)が満開に咲いた花の周囲に縄張りを張って占有飛翔していました。
桜に訪花する♀と交尾しようと空中でホバリング(停空飛翔)しながら待ち構えているのです。
しかし、実際に桜の花で吸蜜・採餌するクマバチは一匹も見かけませんでした。
クマバチの交尾シーンも私は未見です。
周囲を飛ぶどんな昆虫にも敏感に反応して迎撃にすっ飛んで行くので、蜂にピントを合わせてズームインする暇がありません。
雄蜂にはのんびり花見する余裕など無く、忙しなく必死で飛び回っています。
縄張り内で2匹の♂が出会うと、空中で睨み合いつつ天高く飛び上がりました。
見失ってしまい、その後どうやって勝負の決着が付いたのか分かりませんでした。
5年前にも同じ状況を撮影していますが、♂同士の縄張り争いも観察することが出来たのが今回の収穫です。
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