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2019/06/04

早春の畑で葉菜を食べるムクドリの群れ(野鳥)



2019年3月下旬

根雪が解けた早春の畑にムクドリSturnus cineraceus)の群れが来ていました。
何を採食するのでしょう?

藤岡正博、中村和雄『鳥害の防ぎ方』によると、

(ムクドリは)北海道や東北などの積雪地帯では、冬になると南に渡って行くため姿を消しますが、少数の個体は移動しないで残っています。 (p69-70より引用)
葉菜ようさい類の被害は、主として冬期間のヒヨドリによるものです。キャベツ、ハクサイ、レタス、ホウレンソウ、コマツナなどの葉が加害されます。 (p193-194より引用)


畑の野菜を食害するヒヨドリを私は未だ見たことがありません。

畑に黒いマルチシートを被せてあるのは、鳥の食害対策にもなっているようです。
玉ネギの苗を植えた手前の畝にムクドリは興味を示しませんでした。
その奥の畝では、青菜(小松菜?)が育っています。
画面の右上隅で一球育っているキャベツの葉をムクドリが啄んだようです。
(キャベツの葉に付く青虫を捕食した可能性は?)

最後は何かに警戒したようで、鳴きながら一斉に飛んで逃げました。
春一番の風が強く吹き荒れ、慌てて飛び立ったムクドリは強風で流されています。


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