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池の落枝に集まって休むカルガモの群れ(冬の野鳥)
2018年11月下旬
桜の落枝が池に何年も突き刺さったままになっていて、野鳥にとって格好の止まり木になっています。
特にゴイサギが気に入って昼塒にしてきました。
秋も深まると、ゴイサギが池から姿を消しました。
雪が降る前にもっと暖かい地方に移住したのでしょうか?
すると今度は、留鳥のカルガモ(Anas zonorhyncha)の群れが同じ落枝を占拠していました。
(図鑑ではゴイサギも留鳥とされていますが、雪国をフィールドとする私は冬にゴイサギを見たことはありません。)
となると、両種が池に共存している夏季には、ゴイサギ>カルガモという力関係があったことになります。
個体数ではカルガモの方がゴイサギよりも圧倒的に多かったのに、ゴイサギに遠慮していたのでしょう。
落枝を巡る明確な占有行動(争奪戦)を私は見たことはありません。
ゴイサギが居ない時に、カワセミがこの落枝に止まっているのを一度だけ見たことがあります。
カルガモは落枝に登って休んでいる個体だけでなく、水面に浮いている個体も落枝の周囲に集まっています。
首を曲げて嘴を体の羽毛に差し込んでいる個体は昼寝中なのかと思いきや、目は開いて周囲を(対岸の私を)油断なく見張っていました。
起きている個体は羽繕いしています。
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