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コナラの樹液酒場に来たオオゾウムシ【暗視映像】
2018年8月中旬・午前4:38
定点観察しているコナラの樹液酒場に日の出前から来てみると、オオゾウムシ(Sipalinus gigas)が居ました。
まずは赤外線の暗視カメラで撮ってみましょう。
泡立つ樹液スポットの直下にいたオオゾウムシが幹を少し登り、静止しました。
次に白色のLEDを点灯しても、特に反応はありませんでした。
コナラの幹に樹液が滴り落ちています。
採寸代わりに左手の人差し指を差し出し、オオゾウムシに軽く触れただけで擬死落下(死んだふり)しました。
保護色のため、林床で見失ってしまいました。
本で読んではいたものの、実際にオオゾウムシが樹液に来るのを観察したのはこれが初めてで、嬉しい収穫でした。
しかし目ぼしい甲虫はこれだけで、ちょっと期待外れでした。
(常連客のアオカナブンの姿もありませんでした。)
夜明け前は客足が途絶える時間帯なのかもしれません。
山林ではもうヒグラシ♂が悲しげに鳴いています。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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