ページ

2018/05/06

アシナガオトシブミ♀の身繕い



2016年6月上旬

山麓の道端の草むらで見慣れない甲虫を見つけました。
甲虫にあまり詳しくない私は、オトシブミなのかハムシの仲間なのか、よく分かりませんでした。
この個体は腹部が膨満していて鞘翅が閉まらないようです。
鞘翅が半開きのままなのでこれから羽ばたいて飛び立つのかと期待して接写してみました。
ところが、葉上をウロウロと歩きまわるだけでした。
葉の上で立ち止まり、足先を互いに擦り合わせています。

図鑑やネットで探し回ったところ、ホソクビナガハムシと似ているかな?と迷ったりしたものの、ようやくアシナガオトシブミ♀(Phialodes rufipennis)だろうと見当がつきました。


(アシナガオトシブミ)♀の前脚、口吻、触角は長くならない。(『オトシブミハンドブック』p24より)
次に機会があれば揺籃作りを観察してみたいものです。



0 件のコメント:

コメントを投稿