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オオハナウドの花蜜を吸うシロシタヨトウ(蛾)
2016年6月上旬
山麓の田園地帯(休耕田)の用水路沿いに咲いたオオハナウドの群落で地味な蛾が訪花していました。
伸ばした口吻を動かして盛んに吸蜜しています。
ヤガ科だとは思うものの、翅の損傷がかなり激しい個体なので、同定するのはとても無理だろうと諦めていました。
いつもお世話になっている新・蛾像掲示板に駄目元で投稿して問い合わせたところ、「シロシタヨトウ(Sarcopolia illoba)では?」との回答を頂きました。
確かに後翅が白っぽく(シロシタ)、前翅に目立つ黒点がありますね。
こんなボロボロの翅でも見分けられるとは、達人の眼力は凄いです。
お陰様でお蔵入りしていたネタがようやく日の目を見ました。
成虫で越冬した生き残り個体なのか?と思うぐらいボロボロですが、シロシタヨトウは年2化で、越冬ステージは蛹だそうです。(wikipediaおよびdmothより)
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