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ハスの花から飛び去るトラマルハナバチ♀
2017年7月下旬・午前5:51
早朝の蓮池に咲いたばかりのハス(蓮)にトラマルハナバチ(Bombus diversus diversus)のワーカー♀が訪花していました。
蓮池では他種のマルハナバチ(クロマルハナバチおよびオオマルハナバチ)と比べて本種は個体数が少ないのか、この短い動画を一度しか撮れませんでした。
大輪の花から出てきて飛び去る様子を1/4倍速のスローモーションでリプレイ。
後脚の花粉籠は空荷のようでした。
余談ですが、ハスを訪花中のマルハナバチが誤って水面に落ちるのを目撃しました。
落水しても自力でハスの葉に這い上がり、無事に飛び去りました。
スクープ映像を撮れなかったのが残念です。
朝日が昇ってしばらくすると、蓮池にハナバチ類がぱったり来なくなりました。
ハスの受粉と採餌は開花直後の短期決戦型なのかもしれません。
花の芳香も減った気がしますが、私の鼻が慣れてしまっただけかもしれません。
蓮池で見かける数が少なかったトラマルハナバチやクマバチは、激烈な採餌競争で優占種セイヨウミツバチ、クロマルハナバチ、オオマルハナバチに対して負けてしまったのかな?と想像を逞しくしました。
岸から手が届くハスの花の雄しべに触れてみると、ハナバチに採餌され尽くされて葯の花粉は残っていませんでした。
もう一つの花で試すと、花糸の根元に黄色い花粉が残っていました。
指が黄色く汚れたので、ようやくハスの花粉の色が分かりました。
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