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キアシナガバチ♀が桑の実を吸汁?
2017年6月上旬
キアシナガバチ(Polistes rothneyi)のワーカー♀がヤマグワの果実に止まっていました。
林縁は薄暗くてピント合わせに苦労したので、蜂が何をしていたのかよく見えませんでした。
この桑の灌木に繰り返しやって来るので、最初は桑の枝に営巣しているのかと思いました。
しかし、そうではありませんでした。
黒く熟した果実を選んで止まっているのなら、噛んで甘い果汁を飲んでいたのでしょう。
未熟な赤い実に止まっていたときは、すぐに飛び立ってしまいました。
もしかすると、桑の実で吸汁しに来る昆虫を捕食しようと、獲物を探索・待ち伏せしていたのかもしれません。
その後は桑の葉に止まって身繕いしてくれたおかげで、ようやくキアシナガバチだという確信を持てました。
化粧が済むと蜂は桑の隣で満開に咲いたエゴノキの花の周囲を獲物を探してゆっくり飛び回り、茂みの陰に消えました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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