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ムクドリの大群が電線に就塒前集合(野鳥)
2016年10月下旬・午後16:28~16:45(日の入り時刻は16:46)
ムクドリ(野鳥)の集団就塒:2016年をテーマに、機会がある度に撮影してきました。
前回の観察は7月下旬。
秋の夕暮れ時に、丸3ヶ月ぶりで集団塒の近くへ行ってみると…。
ムクドリ(Sturnus cineraceus)の群れが次々に飛来し、街中の車道に沿った電線に止まり始めました。
街路樹のケヤキ並木には集まらず、その上を走る電線に群がっています。
ときどき電線から群れの「一部」が一斉に(自発的に)飛び立つものの、しばらくすると再び舞い戻って来ます。
この場所をそのまま塒にする訳ではありません。
夕方になると本格的な塒入りする前にムクドリは塒の近くに一度集結する習性があるのです。
これを「就塒前集合(しゅうじぜんしゅうごう)」と呼びます。
小群単位で電線に離合集散を繰り返し、落ち着かない様子です。
初めは逆光のアングルだったため、ムクドリのシルエットしか写りませんでした。
それでもリャーリャー♪と賑やかに鳴き交わす声でムクドリと分かります。
順光のアングルを探して電柱に近づきズームすると、ようやくムクドリとしっかり判別できるようになりました。
電線上にびっしりと鈴なりになったムクドリは、ほぼ等間隔で並んでいます。
どうやら電線上でも電柱に近い位置を好んでいるようです。
各々が隙あらば少しずつ飛んで電柱の方へ移動しています。
つづく→就塒前集合にヒトの介入があり、意外な展開に。
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