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2016/12/26

クロマルハナバチのコロニーの活動【HD動画&ハイスピード動画】



2016年6月下旬・午後14:59〜15:33

クロマルハナバチの巣:定点観察#6

▼前回の記事 
クロマルハナバチ♀の帰巣と出巣【HD動画&ハイスピード動画】

峠道沿いのコンクリート土留の排水口に営巣したクロマルハナバチBombus ignitus)のコロニーを12日ぶりに見に行きました。
梅雨の大雨でも排水口内の巣が流されていなくて一安心。
下の側溝に雑草が繁茂し始め、巣穴の一つ隣の排水口はアカソの群落で隠れていました。
撮影に邪魔になったら草刈りが必要かもしれません。
スズメバチやアシナガバチのように、クロマルハナバチも巣穴周囲で飛行経路の邪魔になる雑草を自ら噛み切る可能性はあるのでしょうか?


いつものように巣穴の手前に三脚を立てて、飛び交うワーカー♀を動画に記録します。
通常のHD動画では一瞬の出来事です。
すぐに240-fpsのハイスピード動画に切り替え、スローモーションで記録します。(@0:05〜)
帰巣する蜂の中には空荷で戻る個体もいれば、後脚の花粉籠に白い花粉団子を付けて巣に搬入する個体もいます。
個体識別はしていませんが、3匹連続で帰巣したので、このコロニーには少なくとも3匹のワーカー♀が羽化済みであることが分かりました。
出巣の直後に加速して飛び去る様子が録画されていました。
また別の個体では、出巣直後に巣口に生えた草の葉に掠って空中で体勢を乱す面白映像が撮れていました。

巣に出入りするワーカー♀の中に、コマルハナバチにしては大型の個体を目撃するようになりました。
クロマルハナバチだろうとようやく確信できたものの、今回は採集を見送りました。
平地で見かけるクロマルハナバチが山地よりも大型なのは、平地の方が蜜源の花が多く咲いていて栄養状態が良いためですかね?

つづく→#7:巣口周辺の雑草を避けて飛ぶクロマルハナバチ♀【HD動画&ハイスピード動画】



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