2016年9月上旬
用水路や湿地帯に近い道端の茂みでヤハズハエトリ♂(Mendoza elongata)を発見。
笹の葉が緩く巻いた中に潜り込みました。
すぐにまた外に出てくると、辺りの草むらを徘徊します。
レンズを見上げる仕草が可愛らしい。
触肢で葉をリズミカルに叩いているのは何か意味があるのですかね?
近くに居るかもしれない♀に求愛信号を送っているのでしょうか?
後半は跳躍シーンを240-fpsのハイスピード動画で撮ろうとしたのですが、途端に跳んでくれなくなりました…。
最後に同じ隠れ家へ帰還する様子を意味なくハイスピード動画で記録しました。(@3:28〜)
中に筒状住居(巣)があるのかもしれません。
外から葉巻を軽く叩いたり押したりしてクモを追い出しても、しばらくすると戻って来ます。
もしかすると、最終脱皮前の♀が脱皮室に潜んでいて♂が交接前ガードしていた可能性も考えられます。
♂が中に潜り込んだ状態で笹の葉ごと採集しようとナイフで茎をそっと切りかけたら、脱出して逃げられてしまいました…。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
7年ぶりの嬉しい遭遇でした。
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ヤハズハエトリ♂(蜘蛛)
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