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ヒダリマキマイマイの交尾【60倍速映像】
2016年6月中旬・室温22.0℃→20.2℃→20.5℃
ヒダリマキマイマイ(Euhadra quaesita)が飼育容器の蓋の裏で交尾していたので、慌てて微速度撮影で記録してみました。
60倍速の早回し映像でご覧ください。
窓際の自然光で撮ったので、カーテンが動くとちらちらして見難いですね。
残念ながら、恋矢はとっくに刺し終えた後でした。
前回の交尾とは異なり、今回は交尾器の結合は安定していて、2匹共に静止していました。
互いにほとんど動かないのが前回と大きな違いです。
相性が良かったようです。
2本のペニスが螺旋状に絡み合っています。
交尾が完了すると、初めに上の個体Uのペニス(紫色)が抜け、縮んでいきました。
次に下の個体Lのペニス(白色)が抜け、縮みました。
個体Uが下に向かって移動を始め、その後は脱走して三脚をよじ登りました。
残った個体Lはプラスチック容器の表面に付着した濃い粘液を舐めています。
↑【おまけの動画】
オリジナルの10倍速映像をブログ限定で公開します。
交尾相手から刺された恋矢を2日後に排出していました。
恋矢、相変わらず、ヒダリマキマイマイは鉾型でかっこいいですね。相手を刺した自分のを排出?
返信削除返信が遅れてすみません。
削除私の理解では(間違ってるかもしれませんが)、交尾中に互いに相手を貫いて刺した恋矢はそのまま折れてしまい体内に残るそうです。
数日後に排出するらしいです。
たぶん排出中と思われる状態を一度だけ観察しました。
http://sigma-nature-vlog.blogspot.jp/2016/08/blog-post_24.html
カタツムリの恋矢は種類によって形状が微妙に異なるらしいですね。
色んな種類のカタツムリを飼って交尾させ、恋矢(キューピットの矢)の標本をコレクションしたらなんかお洒落で楽しそうです。