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アカガネサルハムシ♀♂の交尾
2016年6月上旬
山麓の道端の茂みでアカガネサルハムシ(Acrothinium gaschkevitchii gaschkevitchii)♀♂が交尾していました。
♀の背後からマウントした♂がときどき体を左右に激しく揺する行動が気になりました。
交尾器の結合部が見えないのが残念。
ライバル♂の精子を掻き出そうとしているのか?と想像しました。(精子競争)
それとも挿入角度を調節しているのでしょうか?
ちなみに、交尾中の尻振り行動はナミテントウでも観察したことがあります。
そしてナミテントウの場合では研究の結果、交尾中の♂の体の振動はおそらく精子を送り込む運動であると考えられているそうです。
同時にアカガネサルハムシ♂が長い触角で♀の腹背(肩の辺り)を激しく叩いているのは、求愛行動の一種なのか、♀にじっとしているよう宥めの信号を送っているのかな?
更に♂はときどき後脚も激しく動かしています(側面からも接写したかった…)。
ところが、静止していた♀が♂を背負ったまま歩き出しました。
複数ペアを撮影した後に、1ペアを採集しました。
以下は標本写真。(掲載予定)
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