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カメノコテントウ♀♂の交尾と食卵
2016年4月下旬
柳の枝でカメノコテントウ(Aiolocaria hexaspilota)の♀♂ペアが交尾していました。
側面から接写すると、交尾器の結合を確認できました。
交尾しながら♀が柳の葉表に付着した何か真紅のゼリー状の塊を食べています。
手前にある葉が邪魔で捕食メニューがよく見えないのですけど、これはクルミハムシの卵ですかね?
本種はクルミハムシの幼虫を捕食することが知られています。
クルミハムシの卵の色を知らない私は「クルミハムシの産卵」でインターネット検索してみると、白色であることがわかりました。(参考サイト1)
柳でよく見かけるヤナギハムシの卵も白色でした。(参考サイト2)
一方、カメノコテントウの卵塊がこのような赤色をしているそうです。(参考サイト3)
一種の共食いになりますが、別個体の♀が産んだ卵なら構わずに見つけ次第、食べてしまうのでしょうか。(食卵)
参考:海野和男のデジタル昆虫記より
・ヤナギハムシの卵を食べるカメノコテントウ
・ヤナギハムシとカメノコテントウの卵
赤い卵を食べ終えた♀は♂を背負ったまま(交尾器を結合したまま)、柳の小枝をウロウロし始めました。
「色気より食い気」の♀は次の獲物を探しているのでしょう。
※ 逆光気味の接写パートのみ、動画編集時に自動色調補正を施しています。
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