ページ
▼
水路で獲物を探すセグロセキレイ(野鳥)
2016年5月上旬
堤防に挟まれた人工水路(細長い溜池?)の岸でセグロセキレイ(Motacilla grandis)を見つけました。
水際をこちらに向かって歩きながら捕食する虫を探しています。
残念ながらすぐにセグロセキレイは飛び去ってしまいました。
撮影している私に気づいて警戒したのか、たまたま通過した列車の騒音に驚いたのかもしれません。
飛び立った直後に空中で鳴きました。
図鑑に書いてある通り、ジュッ♪と濁った声でした。
一方ハクセキレイの鳴き声はチュチュッ♪と澄んでいるので、聞き分けが可能なのだそうです。
声紋解析で比べてみる?
私のフィールドは河川の上流域に属するのでセグロセキレイはキセキレイを見るよりも珍しく、久々の遭遇にとても興奮しました。
セキレイ類の目撃頻度はハクセキレイ≫キセキレイ>セグロセキレイの順になります。
セグロセキレイは、カワセミを見るより珍しい印象です。
ところで最近ハクセキレイの塒を調べている私としては、この辺りのセグロセキレイが夜眠る塒はどこにあるのか、気になります。
混群としてハクセキレイの集団塒を一緒に利用しているのかな?
『ネオン街に眠る鳥たち:夜鳥生態学入門』p169によれば、埼玉県東松山市にてセグロセキレイの群れにハクセキレイが数十羽交じった混合塒が報告されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿