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2016/05/22

斑紋の異なるナミテントウ♀♂の交尾



2016年5月上旬

柳の枝先で斑紋タイプの違うナミテントウHarmonia axyridis)の♀♂ペアが交尾していました。
黒色二紋型の♀と紅色型十九紋型の♂です。
ナミテントウの斑紋はメンデルの法則に従うことが知られています。
今回の組み合わせでかけ合わせると、次世代はどんな斑紋になるのでしょうね?

参考サイト:ナミテントウの斑紋の遺伝実験についてナミテントウの斑紋について
側面から接写してみて交尾器の結合を確認できました。
枝に静止した♀は身繕いしています。
♂を背負ったまま♀が徘徊移動を始めました。

接写の大敵である風が吹いて枝が揺れ、虫撮り泣かせでした。




【追記】
七尾純『テントウムシ (カラー自然シリーズ 7)によれば、
テントウムシのはでな紋様は、仲間への合図というよりは、食べるとにがい虫だということを、敵に知らせる役目をしているようです。葉の上で、まるでちがう紋様の黒い♂と黄色い♀の同じナミテントウが、まちがえずに交尾できるのは、仲間をにおいで見分けたからです。



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