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2016/01/04

ヤマシロオニグモ♀アトグロ型(蜘蛛)が垂直円網で身繕い



2015年9月下旬・午前06:53

林縁の農業用水路沿い。
草むらの低い位置に網を張ったクモが見慣れない種類だったので目を引きました。
垂直円網の甑で下向きに占座しつつ身繕いしています。
歩脚で左脇腹を掻きました。
ヤマシロオニグモ♀(Neoscona scylla)アトグロ型ですかね?
wikipediaの解説によれば、ヤマシロオニグモの

腹部の模様には変異が大きい。(中略)全体が白っぽくて葉状紋がなく、中央後方に褐色の斑紋を残すものをアトグロ型と言う。腹面では中央やや後方に一対の白斑があるのが特徴

初めはカメラに背を向けていたのですが、朝日を浴びて白飛びしてしまいました。
網の正面に立って影を作ってから撮ればよかったかもしれません。
網の面に対してやや斜めを向いているのが気になりました。
日光浴のため太陽の方を向いているのかな?
きれいな円網が風になびいていて、その中央部(甑)は円形の穴が開いています。

早朝で先を急ぐ用事があり、じっくり観察する余裕がありませんでした。

円網のサイズも採寸していませんし、外雌器の状態もしっかり接写していません。
腹面の写真を拡大すると、垂体が見えるような…?
場所を覚えておいて後日、造網行動を観察しようと思ったのですけど、このクモは行方不明になってしまい二度と逢えませんでした。




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