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2015/11/18

夕刻の巣で♀同士キスするキアシナガバチ【暗視映像】



2015年7月中旬・午後17:50

キアシナガバチ巣の定点観察@トウカエデ枝#5


同じ日の16:00頃から雷雨(夕立)が降りました。
雨が上がってからキアシナガバチPolistes rothneyi)の様子をまた見に行くと、昼間より在巣の蜂が増えていました。
巣盤からはみ出して巣柄の上のトウカエデの枝に掴まっている♀個体もいます。
トウカエデの枝葉が生い茂っているおかげで大雨の後でも巣は濡れていないようです。
したがって、期待した排水行動は見られませんでした。

夕暮れ時の木陰は光量不足なので赤外線の暗視カメラで撮ると、蜂は未だ寝静まってはおらず、各自が化粧(身繕い)しています。
暗がりで♀同士が口づけを交わし栄養交換していました。
この場合、食事というよりも社会的な挨拶の意味合いがありそうです。

ちなみにこの日の公式な日没時刻は19:02。

つづく→#6:ビニール傘を警戒する巣上のキアシナガバチ♀


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