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クサフジの花でアブラムシを捕食するナナホシテントウ
2015年7月上旬
堤防に咲いたクサフジの群落で咲きかけの蕾に止まっているナナホシテントウ(Coccinella septempunctata)を見つけました。
小さなアブラムシを捕食しているようです。
クサフジの花に近い部分の茎がアブラムシのワックスで白い粉をふいたように汚れています。
アブラムシに随伴するボディーガードのアリが居ないので、ナナホシテントウは食べ放題です。
アブラムシのコロニーは天敵に次々と捕食されても逃げ出すこともなく、吸汁しながらときどき尻を振っています。
ナナホシテントウが横を向いて食べ滓を捨てるシーンが撮れました。
ナナホシテントウは食後に身繕い。
捕食する口元をマクロレンズでしっかり接写しようとしたら逃げられてしまいました。
手元の図鑑『校庭のクモ・ダニ・アブラムシ』でマメ科植物をホストとするアブラムシを調べてみると、マメアブラムシ、ソラマメヒゲナガアブラムシ、エンドヒゲナガアブラムシ、コンドウヒゲナガアブラムシが載っていました(p194)。
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