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2015/07/23

木造家屋に営巣したムネアカオオアリ♀



2015年6月中旬

木造家屋の板壁とコンクリート基礎部分の境界に穴(横に長い楕円状)が開いていて、その奥でムネアカオオアリCamponotus obscuripes)が営巣していました。
外役から帰巣したワーカー♀は巣口の門衛と触角で挨拶してから入巣しています。
出巣した外役ワーカーは一列になって、板壁とコンクリート基礎の境目に沿って左へ移動しています。
ワーカーの体長は大小様々でした。
寄り道している個体や、立ち止まって休んでいる個体もいます。
この建物は普段ヒトが住んでいないようなのですが、できれば巣の様子をファイバースコープで調べてみたいものです。

『アリハンドブック』p69を参照すると、ムネアカオオアリは

森林に生息し、倒木や木の腐朽部に巣を作る。


実はこの建物には以前、ヨツボシオオアリが柱の隙間から侵入して営巣していました。(2008200920092010年の記録しかありません。
いつの間にか見かけなくなったので、ムネアカオオアリに乗っ取られたのでしょうか?



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