2015年5月中旬
里山の渓流をせき止める砂防堰堤にカルガモ(Anas poecilorhyncha)が居ました。
岸辺で羽繕いしながら、ときどき嘴を水で潤しています。
『カルガモ親子はなぜ引っ越す』p69より
鳥には、尾羽のつけねに尾脂腺という分泌腺があり、ここから分泌される脂肪をくちばしでぬぐいとって、羽毛に塗り付け防水加工する。
途中で向きを変えてくれたおかげで、尾脂腺の正確な位置を初めて知ることができました。
総排泄腔(肛門)の近くにある尾脂腺の油分を羽根に塗りつけています。
脇腹を羽繕いする時は後脚を片方持ち上げ、片足立になります。
私がじっと立ち止まって長撮りしていたら、後半(@1:52〜)は警戒心の強い個体も堰堤の死角から水面に出て来てくれました。
♀♂の
2羽が仲良く並んで水面を移動。
狭い池を一回りすると、右の個体が頭を水中につっこんで採餌しました。(@2:16)
左の個体は岸辺で佇み、尾羽根を左右に振っています。
尾脂腺と羽繕い |
飲水 |
水底採餌(潜水) |
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