2015年5月上旬
夜の屋内で暗い廊下の壁に蛾が止まっていました。
貯穀害虫として悪名高いツヅリガ(別名イッテンコクガ;Paralipsa gularis)でした。
マグライトで照らすとその場で軽く羽ばたき始めたので、飛翔前の準備運動を動画に記録しました。
すぐには飛び立てない種類の蛾なのでしょうか。
普段なら飛び立つ瞬間まで動画に撮るのですが、今飼育しているハエトリグモの生き餌として採集を優先しました。(逃げられては困るのです。)
採寸するのを忘れたので、翌日に改めて死骸(ハエトリグモの食べ残し)の前翅長を記録(〜13mm)。
英語版wikipediaに性別判定法に関する記述がありました。(♂は前翅の裏面に金色の毛束)
The male has a huge, silken tuft of golden hairs on the under side of the fore wing. It arises from near the base and, when not expanded, lies in an elongate, sac-like fold along the fore edge of the wing.展翅せずに死骸をすぐ捨ててしまったので、この個体の性別は結局分からず仕舞いです。
【追記】
もしかして、ツヅリガではなくてフタテンツヅリガ(Aphomia sapozhnikovi)かも?
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