▼前回の記事2014年9月下旬
逃去した?コガタスズメバチの巣
コガタスズメバチ巣の定点観察#2014-6
軒下に営巣したコガタスズメバチ(Vespa analis insuralis)の巣を久しぶりに見に来ると、珍客がいました。
キアシナガバチ♀(Polistes rothneyi)が巣の外被に止まっていました。
時期的に新女王の可能性もありますが、ワーカー♀との違いが私には見分けられません。
巣口のすぐ横に堂々と居座っているのに、主のコガタスズメバチが巣から出てきて追い払ったりしません。
外被の大きさも全く成長していませんし、細かな穴も前回より増えています(破損?)。
やはり空き巣なのでしょう。
コガタスズメバチの巣内にキアシナガバチ♀が侵入したり巣材を再利用すれば面白いのにな…と内心期待したのですけど、何事もなくやがて飛び去りました。(映像なし)
廃巣になったと確信できたので、次回こそは巣を採集して巣盤を調べてみるつもりです。
つづく→シリーズ#7(最終回):廃巣の採集
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