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営巣地を探索するカタグロチビドロバチ♀の飛翔【HD動画&ハイスピード動画】
2014年6月下旬
雑木林の細い山道に倒木が転がっていました。
小さな虫喰い穴にカタグロチビドロバチ♀(Stenodynerus chinensis)が繰り返し潜り込んで調べていました。
この蜂の営巣習性は借坑性なので、巣作りに適しているかどうか物色しているようです。
虫喰い穴の入り口を採寸すると、直径4mm。
倒木の穴に頭から潜り込んだ蜂は後ろ向きに出てきます。
飛び立っても倒木スレスレの低空飛行で、すぐに戻って来て同じ穴に入り直します。
たまに同じ倒木の別な割れ目なども調べています。
後半(@3:49〜)は240-fpsのハイスピード動画に切り替えて、離着陸する蜂の羽ばたきを撮影してみました。
飛び去る時に穴を見ながら扇状に飛ぶのは、穴の位置を記憶するための定位飛行と思われます。
穴から蜂が出てくるまで待っている間に木漏れ日が曇ると画面が急激に暗くなってしまうのは、ハイスピード動画モードでのカメラの仕様です。
▼つづく
カタグロチビドロバチ♀とアリの攻防【ハイスピード動画】
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