ページ
▼
オビガ(蛾)終齢幼虫の営繭失敗【微速度撮影】
2014年6月下旬
飼育中のオビガ(Apha aequalis)幼虫aの食欲が無くなり、動きを止めました。(眠の状態)
やがて繭を紡ぐ場所を探し求めて激しく徘徊を始めたので、紙箱(ティッシュペーパーの空き箱)に閉じ込めました。
プラスチック容器で飼うと絹糸が基質に付着しにくく、繭が作れないのです。
しばらくすると案の定、紙箱の天井隅で足場糸を張り始めました。
10秒間隔のインターバル撮影で記録しながら出かけると、私が不在の間に足場糸が支え切れず営繭の途中で幼虫が落下してしまいました。
そのまま幼虫aは脱走し行方不明になりました。
部屋のどこかで繭を作り直していれば良いのですけど、羽化した成虫の姿は見ていません。
紙箱を開けて撮り始めるタイミングがすこし早過ぎたかもしれません。
紙箱を開ける前に上下を逆にして、毛虫が落ちない工夫をすべきでした。(幼虫は嫌がるかな?)
もう一つの課題として、紙箱の灰色を背景にすると白い絹糸が見え難いですね。
予め箱の中を黒くする工夫をすれば良いかもしれません。
この時期は山林でオビガ幼虫をよく見かけるので、もう1匹採集してきて飼育に再挑戦してみます。
つづく
0 件のコメント:
コメントを投稿