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ミズナラの樹液酒場から飛び去るコガタスズメバチ♀
2013年9月中旬
樹液が滲むミズナラの幹にはコガタスズメバチ(Vespa analis insularis)のワーカー♀も来ていました。
数は少なくておそらく一匹だけ。
初めはモンスズメバチやオオスズメバチと迷ったのですけど、単眼の周囲が黒くなく、小楯板が黒いのでコガタと判明。
この樹液酒場はスズメバチ類が千客万来で、どれを撮ろうか目移りするほどでした。
チャイロスズメバチが占有する場所にはコガタは近づけないようで、少し離れた下の方の樹液スポットに甘んじています。
『本能の進化:蜂の比較習性学的研究』 岩田久二雄・眞野書店 p318 によると、樹液の出る場所での席次争いで強いものから弱いものへの順列は、オオ>チャイロ>コガタ>モン>ヒメ(スズメバチ)らしい。
今回の観察結果と合致しました。
映像の後半は1/4倍速のスローモーションで飛び立つ瞬間をリプレイ。
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