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ヒゲナガカミキリ♂を捕獲!
2013年9月下旬
山裾で見慣れないカミキリムシが地面を歩いていました。
体長よりも長い触角が印象的ですが、右の触角の先が欠損しています。
調べてみるとヒゲナガカミキリ♂(Monochamus grandis)と判明。
本種のホストは「モミ属、トウヒ属、ツガ属、マツ属、カラマツ」とのことで、アカマツの並木道で見つけたことも合点がいきます。
枯れた松葉が散乱する地面をせかせかと歩き回るだけで、一向に飛び立つ気配がありません。
もしかすると後翅が退化して飛べない徘徊性のカミキリムシなのかな?と思ったりしました。
ところが一週間後にこの近くで本種と思われるカミキリが飛ぶ勇姿を目撃しました。(映像なし)
また、捕まえてもキーキーと鳴き声を発することはありませんでした。
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