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2013/10/14

食草から落ちて逃げるヨシカレハ幼虫(蛾)



2013年8月上旬

林道脇に生えたススキの葉に巨大な黒い毛虫を発見。
ヨシカレハEuthrix potatoria bergmani)という蛾の幼虫です。
頭を下に向けて食事もせずに長時間静止しています。
毛に素手で触れるとかぶれる恐れがあるので※、鉛筆で体に触れると、初回は身を攀じって逃げました。
2度目の刺激では急にボトッと地面に落下し、林床を凄い勢いで逃走。
力強い蠕動で意外に素早く這い回ります。

※ 幼虫は、こげ茶色の毛虫で、タケカレハのように頭部付近と尾部付近に1束ずつ長い毒針毛の束を持つ。この束は、刺激を受けても膨らまない。(wikipediaより)




写真↑は風で揺れる条件下でストロボを焚いて撮ったので、肉眼や動画で見る真っ黒な印象とはどうしても色の感じが違います。

飼育するため、撮影後にありあわせのビニール袋で採集して持ち帰りました。
このとき既に終齢幼虫で、しかも体内寄生されていたことが後に判明します。
(つづく→営繭の微速度撮影

ちなみに↓こちらは、2006年7月下旬に撮った個体の写真です。



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