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鳥糞を吸汁するコムラサキ♂【HD動画&ハイスピード動画】
2013年8月上旬
水辺のコンクリート護岸にコムラサキ♂(Apatura metis substituta)が止まっていました。
日光浴しているのかと思いそっと近寄ってみると、野鳥が排泄した白い糞を口吻で舐めていました。
水鳥の羽根も糞の近くに落ちています。
暑いのか、基本的に翅を閉じたまま吸汁しています。
ときどき羽根を開閉します。
♂にしては構造色の紫色光沢が薄い気がしたのは、翅の角度のせいかな?
後半、コムラサキ♂が少し歩いて鳥糞から離れた際にコンクリートを舐めた跡が唾液で濡れていました。
水分を吐き戻しながら鳥糞のミネラルを溶かして吸汁していたのでしょうか?
映像を観直しても、鳥糞を舐めながらセセリチョウのようにオシッコは排泄していないと思います。
飛び立ってもしばらくすると同じ場所あるいは隣の鳥糞に舞い戻って来ます。
私の横を通り過ぎる際にパタパタと軽快な羽音が聞こえます。
幼虫の食草であるヤナギが近くに生えているので、この溜池でコムラサキを見掛けるのは納得しました。
同一個体が鳥の糞から飛び立つ瞬間の羽ばたきを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。
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