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2013/08/02

イタチハギに訪花するスミゾメハキリバチ♀



2013年6月中旬

山道の脇に生えたイタチハギ(別名クロバナエンジュ)の花に真っ黒で見慣れないハキリバチの仲間が来ていました。
口吻を花に差し込み、吸蜜して回ります。
腹部下面にスコパ(集粉毛、花粉刷毛)があるのは♀です。

スコパにオレンジ色の花粉が付着しています。
小刻みに体を左右に振りながら花の上を歩き回っているのは直接スコパに花粉を付けて集めようとする行動なのでしょうか?
マルハナバチ類がよくやる振動
集粉のような甲高い羽音は聞き取れませんでした。
イタチハギの花の構造(葯が露出している)では不要なのか、あるいはハキリバチ類は振動集粉を行わないのでしょうか?






途中で蜂を見失ったので、映像の前後半で別個体である可能性があります。
撮影後に一匹採集しました。

忙しくて一ヶ月以上も放置していたら標本が汚れてしまいました。
(綿埃? クモの巣? カビ?)
お湯で洗うときれいになるらしいのですが、クリーニングしていません…。

この蜂はスミゾメハキリバチ♀(別名ムナカタハキリバチ、Megachile sumizome)ですかね? 
それともスコパが明るい褐色なのでヤマトハキリバチ♀かな?

【追記】
いつもお世話になっている「蜂が好きBBS」にて問い合わせたところ、青蜂@管理人さんよりスミゾメハキリバチ♀で大丈夫とご教示頂きました。










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