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2013/03/26

電線に群れるドバトの飛翔滑空【冬の野鳥:ハイスピード動画&HD動画】



2013年2月中旬

ドバト(=カワラバトColumba livia)の群れが電線に止まって待機しています。
近くの公園で鳩に餌を撒き始める人が来ると、その群れが徐々に飛び立ち下界に舞い下りて来ます。
頭上を通り過ぎる際に鳩の羽音が間近に聞こえます。
食べ終えると地上から飛び立った鳩が旋回して電線に戻り、群れが三々五々集まってきます。
次の給餌の際にいち早く駆けつけられるように、手前の電柱付近から順に席が埋まっているような印象を受けました。
電線に戻った後もときどき隣の電線に飛び移って場所を変える個体もいます。



同様のシーンを220 fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。
羽ばたくのは電線から離陸した直後だけで、あとは滑空して地上に舞い降ります。
多数の個体が飛んで来るスローモーションは壮観ですね。
ヒッチコックの名作映画「鳥」やロート製薬のCMを思い出しました。

『スズメの少子化、カラスのいじめ:身近な鳥の不思議な世界』p144によると、滑空のとき翼の端が上がるのがドバトの特徴で、キジバトでは水平になるとのこと。




白斑の個体もいました。


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