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2013/03/06

ニホンザル母子の林道遊動と冬芽採食



2013年1月下旬

雪山で野生ニホンザル(Macaca fuscata)の群れに付いて歩くと、首輪を付けた成獣♀と再会しました。
2頭の子猿が雪山の斜面をショートカットして林道に下りると雪を蹴立てて元気に走り去りました。
双子あるいは兄弟の子猿なのでしょうか?
電波発信機付きの首輪を付けた母猿は後からゆっくり付いて行きます。
道端の潅木に腰掛けて休んでいるチビ達のところに母猿も合流しました。
すると子猿の一頭は走り去りました。
こちらは母猿の実子ではなく、子猿の遊び仲間なのかもしれません。

母子が並んで小枝から冬芽を採食し始めました。
母猿の胸に1対の細長い乳首が見えますが、先ほど子猿に母乳を与えたシーンを観察したばかりです。

関連記事→「子猿に授乳・毛繕いする首輪付きのニホンザル♀
子猿も母乳を飲むだけでなく、母猿の真似をして自分で採食することもあるようです(離乳期?)。
母猿は自分で毛繕いしています。

しばらくすると、首輪付きの母猿が子猿を背負って雪道を遊動して行きました。
子猿はついさっきまで元気に走り回っていたのに今度はおんぶしてもらい楽しています。


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